詩集『四行集』
- 刊行
- 著者等
- 西原大輔
- 出版社
- 七月堂
内容の紹介
詩集。128篇を収録。

著者等のコメント
西原大輔(大学院国際日本学研究院/教授)
研究のかたわら、詩も書いてきました。『四行集』は私の8冊目の詩集になります。七五調の四行詩128篇を収めています。江戸時代の漢学者は、学問の余興に漢詩を作りました。そのような気持ちで、七五調四行48文字の詩を創作しています。日本語で書いた「絶句」です。2篇、紹介します。 学生時代を思う 足音もなく時は逝き/嘆けど返らぬ若き日よ/今なお青く輝くは/心の奥の筑波山 空き家の花 今年の庭に咲いたのは/母の手植えのチューリップ/老人ホームに行ったまま/二度と帰らぬ母の花
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